病院用フード | 札幌市清田区の動物病院 すぎうらペットクリニック

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病院用フード

動物病院では、病気に合わせたフードをお勧めする機会も多いものです。

犬や猫の栄養学も発展してきているので、例えば腎臓が悪いからといっていきなりお薬が出る事は少ないのではないでしょうか。腎臓が悪い原因にもよりますが、初期の慢性腎臓病には場合によっては薬よりもフードの方がずっと効果的な場合があります。

うちにいる犬や猫
も高齢化が進んできて、慢性腎臓病が始まっています。そんなうちの猫たちも腎臓病用の病院用フードを食べています。病院食メーカーとして信頼できるメーカーのフードはいくつかあり、その中から上げやすい規格、価格、喜んで食べるかどうかなどをもとに最適なフードを選んであげることが多いでしょう。

最近は、動物病院を介さないでホームセンターやネットでフード入手される方も多いと思いますし、中には聞いたことも無い「○☓病気用のフード」というのを持って来て「これをあげているけど大丈夫でしょうか?」と質問されることもあります。獣医師向け、あるいは一般向けにきちんと成分や製品コンセプトをオープンにしてくれているフードは信頼できますし中身のチェックができますが、そういうフードばかりではありません。なので、当院ではわからないフードを「大丈夫」ということが難しい場合もあります。

 

基本的にはフードの値段には栄養指導料というものが含まれていますので、購入される際、あるいは購入された後でも心配なことがあればその購入先にきちんと確認してみるのがいいでしょう。

袋を見ると写真のように書いてあることも多いでしょう。こういうフードを販売しているところでは、購入する際に獣医師の説明を受けることができます。販売してる店に獣医師の連絡先が書いてある場合もあります。フードについて疑問があるときは、そうしたところで確認をしてから購入するようにしましょう。良かれと思ってあげたのに、自分の子の体調に合っていないフードをあげているというケースもあるようです。また始めは良かったフードが時間の経過とともに他のフードに変えた方が良くなるケースもあります。

なんにせよ、処方食が必要な体の状態というのは定期的な検診が必要な状態。未病の状態で上手に管理すれば、病気と付き合いながら元気で長生きできますよ。

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