耳の病気 | 札幌市清田区の動物病院 すぎうらペットクリニック

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Informationいぬとねこのための情報

耳の病気

当院には外耳炎を含む耳道のトラブルを主訴に来院する犬が多くいます。

耳の病気は人間では「耳鼻科」となるのでしょうが、犬では多くの場合「皮膚科」の領域になります(なのになぜか動物の皮膚科に通院していたという耳の汚れている子もちょくちょくやってきます)。

来院理由は「耳がかゆい」や「耳が汚れている」なのですが、中には「どこかを痒がっている」「毛が抜けてきた」「なにか臭う」といった、原因がよくわからないと行った場合もあります。あちこち触ったりしてもわからない・・・というケースも有るようですし、そもそも耳のあたりを触らせてくれない(嫌いな場合もありますが、痛みなどで触らせない)ということもあります。

 

耳のトラブルで来院したこの場合、それが耳だけの問題ということもありますが、多くの場合は耳以外にも問題がある場合があります。アレルギーやアトピー、代謝が低下する疾患、犬種によるものなど、耳の治療と同時に見つかる場合もありますし、初期には耳だけの問題だったのにやがて色々と問題が出てくる場合もあります。

 

なので、耳の問題で来院した子のご家族には、普段から注意しなければならないことをお伝えすると同時に、ご自宅でも少なくとも耳の周りを触らせてくれたり、耳の中をのぞかせてくれたり、できれば軽く拭き掃除ができる程度になってもらえるといいなぁと思っています。あるいはそれが難しい場合、定期的に病院にお連れいただければ、ご自宅で無理に嫌なことをしなくてもできるだけいい状態を保つことができるように対応させていただくようにしています。

耳の処置を嫌いになってしまった子に、ご自宅で耳掃除をするのはとても難しいですし、やっっているうちにもっと嫌いになって行ってしまうことも多いものです。嫌なことは病院でして、家ではできるだけしないようにする・・・というのも選択肢の一つです。

 

トリミングで「耳が汚れています」と言われてそのままにしていませんか?本来犬の耳は「汚れていない」「臭わない」のが普通です。そうではない状態を放っておいて進行すると慢性的に外耳炎が続くようになり、治療が困難になります。

犬は耳がかゆいと、首のあたりを描いたり、頭を振ったり、頭を床に擦り付けたりします。

このような時は耳の表面だけ見ていても解決しません。きちんと奥まで評価して治療をする必要があります。放っておかずにきちんと耳の病気を評価・治療できる病院へご連絡ください。

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