最近少なくなったと思っていたら久しぶりにショッキングな子が来院しました。
まだ生後5ヶ月のプードル&マルチーズ(最近こういうのが流行ってますね)のNちゃん。「ソファーから飛び降りて走りながら転んで・・・気づいたら手がつけなくなってました」と言って来院されましたが、見るからに手の先が変な方を向いています。動くたびに痛い。骨折です。
骨折というと、抱いていて落としたり、踏んづけたりといったイメージが強いかもしれませんが、超小型の犬ではそれほど原因になるようなことをした覚えがないのに・・・ってことも結構多いのです。
ソファーや階段の登り降りなど、一見なんでもなさそうなことを繰り返すうちに少しずつ骨に負担がかかって折れるのですが、成長期のまだやわらかい骨の子によく見られます。「うちの子元気」なんて言ってられませんよ。
Nちゃんはそのまま入院、手術になりました。今回はMatrixと呼ばれるチタン合金(響きがカッコイイですね)製のプレートを使って手術をしてみました。早く治るといいね。