今日はいい天気。秋晴れですね!
先週は東京の学会にスタッフで参加するためにお休みをいただきましてありがとうございます。
丸3日間、文字通り朝から晩までひたすら勉強し続けました。ハードですが楽しい、年に1回の学会です。
最近の犬・猫の学会のテーマで多いものに、高齢についてのものがあります。人間社会と同様犬・猫も高齢化社会を迎えており、それにともなって様々な問題が出てきています。そうした問題に早く気づいて対処してあげることが重要です。
お家で気にしてあげていただきたいことの一つは動きです。
「足を引きずる」「元気がない」というところまで行くとかなり進行して痛みをコントロールするのが難しくなっていきます。そこで、物を言わない犬や猫では以下の点を気にしてみてください。
「なんとなくおとなしくなってきた・・・おとなになったなぁ」
「以前ほど帰宅時に喜ばなくなったなぁ」
「散歩がたのしそうじゃないなぁ」
これらの異常は些細なものに見えるかもしれませんが、こうした小さな変化は心臓病や内分泌疾患、整形外科疾患が進行する途中で見られる変化です。どんな病気でも進行する前に見つけられれば治療して進行を遅らせたり止めたりすることができるかもしれません。
なんとなく・・・の変化に気づいてあげるだけで病気の予防になるのです。
頑張ってください。