シェルティーのLくんは歯石がついてきたので、その処置を全身麻酔でする予定で、全身麻酔前の検査のために来院しました。
血液検査で少し引っかかる項目があったものの特に大きな異常はなく、今日のレントゲン検査と超音波検査で最後のチェックでしたが、検査をしてみると肺に影が見え、胆嚢にも問題が。
肺の影は現時点ではっきりと何かが分かりませんし、Lくんは全く自覚症状がなさそう。ある程度大きくならないと症状がでないことがほとんどなので、レントゲンを撮らなければまだしばらく見つかることはなかったかもしれません。
胆嚢は問題があると血液検査でいくつか異常が出ることが多いのですが、今回の血液検査では特に関係するような変化は特になかったため、レントゲンや超音波検査をしなければ分からなかったかもしれません。
人間と違ってちょっとした症状を訴えることができませんから、こうした術前検査や健康診断で異常が見つかることはけっこう多いものです。特に6〜7歳を超えるといろいろ病気が増えてきますから、定期的に検査をしてあげるといいですね。早く見つかればいろいろな治療法を考えることができます。