食事は体の基本。
「自分はきちんと3食規則正しく食べているのか」と言われれば決してそんなことはないわけですが、自分のうちの子がどんな食事をどのくらいの量食べているかを把握していない方は意外に多いようです。
初めて病院に来た方に書いていただく問診表には、普段食べている食事の銘柄が分かれば書いてくださいとしていますが、そこまで書いていただける方は意外と少ないのです。診察中にうかがうと多くの方がある程度は把握して下さっていますが、ドライフードと言うことしか分からなかったり、「成犬用」というところまでしか分からなかったりする方が意外に多いです。把握していただいていても「○○のジャーキーしか食べない」と言うのでは困るわけですが・・・。
また、どのくらいの量食べているかも重要です。
「手のひらで一杯」とか「家にあるカップで一杯」という方も入れば、「一日○○g」、中には「一日○○粒」という細かい方もいらっしゃいます。手のひら一杯が何グラムか分かっているといいのですが、「この子の体重あたりの食事量はどのくらいですか?」とうかがっても分からないことが結構あります。
食事の量はその食事の種類によっても変わるため、家にある食事の袋や缶を見てもらうと一番正確にあげる量が分かります。ちゃんと書いてあるものを選んであげるようにしてください。
さてこれを読んでいるあなたはすらすらと上の質問に答えられますよね?