体重測定 | 札幌市清田区の動物病院 すぎうらペットクリニック

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体重測定

愛犬・愛猫の「体重」を把握していますか?

病院ではもちろん診察のたびに体重を測定するのですが、数ヶ月の間に体重が1割以上も変わっちゃう子もいてびっくりします。とはいえ「1割の体重の変化」と言っても、5kgの犬の場合500gでそれほど大きくないと感じるかもしれませんが、1割は人間で言えば60kgの人の6kg。体重が数ヶ月で6kgも変わったら、周りの人がびっくりしませんか?

犬や猫は毛もあるので、痩せているのに気づいていなかったり、太ったのに「毛が増えたから」と思っている方がいたりと、体格一つとってもなかなかに難しいものです。

しかし、体重は健康チェックのバロメーター。定期的に病院に来ているコでは体重の変化は重要なデータ。しっかり食べているはずなのに痩せてくる時には何か大きな病気が潜んでいたり、ご飯を残してばかりいるのに体重が増えているときは家族がおやつをたくさんあげていたり・・・。でも一番体重のチェックが必要なのは、肥満のコの減量の目安にするときや、慢性の病気(腎臓病や心臓病、そのほかの多くの病気)を持っているコの健康管理がうまくできているかどうかをみたいとき。

でもなかなか病院に頻繁に連れてきて体重を測定するのは大変ですし、人間用の体重計では量りづらい。
何かいい方法がないかと思っていましたが、こんなものを見つけました。

こんな感じです。
Sany1006

これはベビースケール。今はデジタルのものが主流で、50g刻みで測定することができます。20kgまではかれるので猫、小型犬から中型犬くらいまで図ることができます。値段も1万円前後で、長期間自宅での健康管理をしようと思ったら現実的な値段ですね。
病院の体重計との誤差はある程度ありますが、重要なのは定期的に体重を測定して増減をきちんとチェックすること。理想体重を維持できるようにし、体重減少に早く気づいてあげられるといいですね。

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