人でもタバコが癌の原因になることがわかっていますが、犬や猫も無関係ではありません。
例えば、「タバコと猫のリンパ腫の関係」
リンパ腫とは、簡単に言えば血液のがん。
悪性腫瘍の中では比較的良くみられる種類のものです。
悪性腫瘍の本当の原因はいろいろあってもはっきりと分からないことが多いのですが、これは比較的有名なトピックス。
「家族の誰かが喫煙する環境にいるネコちゃんがリンパ腫になるリスクは、喫煙する人のいない環境にいるネコちゃんの2.5倍!!
さらに、
喫煙環境に5年以上暮らしているネコちゃんでは3.2倍!!!
猫の場合、被毛に付いたタバコの煙の中の発癌物質をグルーミングによって体内に取り込んでしまうことが原因になっている可能性が高いとされていましたが、人間と比較して体の小さい犬・猫では、人間と同じ量のタバコの煙を吸い込んだだけでもずっと身体にとって有害であろうことは想像ができます。
この際ですから、ワンちゃん・ネコちゃんのためにがんばって禁煙してみましょう。
また、ご家族でなかなか禁煙できない方がいらっしゃるときに、「このこのためにもがんばって」と言ってみましょう。
家族のいうことはなかなか聞けなくても、ワンちゃん・ネコちゃんのためにはがんばれる・・・という人、結構いるのではないでしょうか。
また、禁煙までできない場合でも、ワンちゃん・ネコちゃんのいる部屋の中では吸わないようにするなど、ちょっとした気配りをしてあげるといいのでは??