先日したジャック・ラッセル・テリアのDちゃん。2年前に異物摂取で手術をしたのですが、また似たような症状で来院。前回手術した部位に近いところでまた腸閉塞を疑う所見です。
実はDちゃんはこれで4回目の腸閉塞・・・これまで3回は手術での摘出が必要になっていて、2年前の最後の1回の際には、腸の癒着が酷くて、その部分の腸を切除して正常部位同士を繋いでいました。
前回の手術の際に、今後のことを考えて二度とこういうことがないように・・・とご自宅でも対策は取ってもらっていたようなのですが、またしても・・・という感じです。
完全に閉塞しているというわけではなさそうなので入院下で一晩治療したお陰で元気は良くなったのですが、腸の閉塞部位は改善しません。しかたがないので手術になりました。
前回の手術部位はきれいに治っているものの、手術部位の腸の運動性にどうしても異常が出てしまうため、その部位にプラスチックの物体とそれに絡みつく長い編み紐・・・なんの部品かわかりませんが、厄介なものを食べてしまったものです。雪解けのこの時期は思いもよらないものが落ちていたりもするので、散歩の時に油断できません。
みなさんもご注意ください。
