北海道胆振地域で発生した大地震。ニュースでは札幌の状況がよく流れていますが、実際の震源地である鵡川や厚真といった地域はどうなっているのかはあまりニュースで流れません。札幌から高速道路で一時間程度の場所にあり、時々通ったり訪れたりする場所。心配です。
これまで日本のあちこちで地震や災害による被害が出るたびに、ペットを連れての避難について小さく報道されます。今回はホントに近所にも被災した方がいて、避難所に行こうかと思ったけど犬がいるから行かなかったとか、地震直後は犬や猫がどこかに隠れちゃって探すのが大変だったとか、そんなお話を聞いたりしました。
今回の地震で、本当にいつ避難所へ行かなければならないような災害に見舞われるかわからないなぁという思いを強くした方も多いのではないでしょうか。そんなときペットをどうしたらいいのか。ペットを連れて避難できるような環境を整備すると共に、そうした環境変化があってもペットが耐えられるように、普段からある程度の準備が必要になります。
環境省のホームページには、「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」というものがあります。ここには、普段からペット用のものも備蓄しておく必要があることや、動向避難するためのしつけや健康管理が必要と書かれています。
持病があるこの場合は、おくすりに多少の余裕を見ておくことや、なんの病気でなんの薬をどの量で飲んでいるのかをメモして持っておくなどといったことは、ペットの健康管理には欠かせないでしょう。
今回の件を機に、もう一度防災対策を考えてみましょう。できることからひとつずつやっておくのが肝心です。
まだ余震も続きますから、気をつけてお過ごしください。