食事の与え方 | 札幌市清田区の動物病院 すぎうらペットクリニック

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食事の与え方

犬や猫の食事はどのようにあげていますか?

 

ペットショップや保護施設から迎えたばかりの子犬・子猫は、フードを食べられるようになれば1日の量を3回程度に分けて与えます。あげる量は子犬・子猫の成長段階に合わせて、週1回は見直して量を調整してあげてください。

ペットショップっで購入したという子にかぎって、「一回○gを2回あげるように指示された」と、家に迎えてからずっと同じ量しかご飯をもらっていなくてガリガリに痩せている・・・ということが起こります。成長段階ということを考えてあげてほしいと思いますし、ペットショップでも販売する以上きちんとそうした説明をしてからお渡しするべきではないかと思うのですが、残念ながらそこをきちんとしているペットショップは残念ながらこの近辺には少ないようです。

 

成犬・成猫になったら、通常は食事は1日2回でいいでしょう。体の状態に合わせて適切なものを選んであげてください。一般的には適した食事を食べていると便の量が少なくなると言われています。

 

「総合栄養食」に分類される食事は、その食事と水があれば犬や猫が健康に暮らせるように成分などがある程度制限されています。それ以外のフードのように見えるおやつ類などは栄養に偏りがあり、それだけを給餌するように考えられてはいません。注意して選んであげてください。また、総合栄養食にトッピングしたり、それ以外におやつやご褒美を上げる場合は、種類や量に注意しないとせっかくの栄養バランスを崩すことになるので気をつけてください。

手作りのフードについては賛否両論ありますが、きちんと内容成分まで考えてやるのであれば・・・そしてそれを一生続けてあげる覚悟があれば・・・いいかもしれません。ただし人間の感覚で「なんとなく」手作りをすると栄養バランスが悪いので、その場合はやめたほうがいいでしょう。多くの場合犬や猫の栄養バランスにあったものを作ろうとすると、ビタミン剤などの添加が必要になります。

 

何でも好き嫌いなくきちんと食べられるようにしておくと、ペットホテルに預けたり、何かの都合で入院しなければならないようなときにもきちんと食事を摂ることができます。小さい頃からの食事管理が非常に大切になります。

 

食事について、不安な点があればご相談ください。

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