犬や猫のある生活は、大変な面もありますが、楽しい事もたくさんあります。
犬であれば、一緒に散歩に行ったり、旅行をしたり、家の中にいてもいつも近くにいて人の気を引こうとする姿についつい目が行ってしまいます。
猫は勝手気ままに過ごす子も多いようですが、我が家の歴代の猫達はみんなかまってほしくて、新聞を広げたらその上に寝そべってみたり、ソファに座ったら無理矢理にでも膝の上に乗ってきたりしようとするような子ばかりです。
大変なことといえば、朝晩の食事やトイレの世話、犬であれば毎日お散歩をする子であれば「楽しい」ときもあれば「大変」なときもあるでしょう。出かけるときも「ペットを連れていけるところ」が基準になるときもありますし、それが難しいときはペットホテルやペットシッターをお願いしなければなりません。食費や健康管理にはそれなりに費用がかかりますし、年をとるに従って医療費がかかるのも人間と同じ。
幸い今はペット用の保険も増えてきているので、健康なうちに入ることができれば病気をしたときには心強いですね。しかし人間の保険と一緒で「病気になったから保険に入ろう・・・」というわけには行きません。
人間よりも早く歳をとって行ってしまいますし、平均12〜13年程度（小型犬の場合）の寿命が来て最後を看取るのもその時は辛いものです。いないのについ探してしまったり、いつも寝ていた場所をふとした拍子に見てしまったりします。
それでも、最後まで一緒に過ごして、できるだけのことをしてあげて最後を迎えてあげると、はじめは辛いですが段々といい思い出のほうが思い出されて、「ああ、また犬や猫を家族に迎えようかなぁ」と思うことがあります。そうしたご家族が、新しく家族に迎えた犬や猫を連れて病院に来てくれるのは、私達にとってもとても嬉しい出来事の一つです。
「前の子はね〜」なんて話て懐かしみながら、新しい子との新しい生活を楽しんでくださいね。