6月12日に成立した改正動物愛護法で、犬と猫にマイクロチップが義務化されましたね。
今回の改正動物愛護法では、これから3年以内に飼い犬/飼い猫にマイクロチップをつけることが義務化されます。マイクロチップというのは直径2mm 長さ12mm程度の小さなカプセルで、注射器のような器具を使って主に首の後の背中の皮膚の下に埋め込みます。専用の機械を使うと個別の番号を読み取ることができて、登録をしておけば飼い主情報が照合できます。
改正動物愛護法ではこれにより捨て犬/捨て猫を捨てたり虐待したりすることに対しての抑止力として義務化していますが、災害や何かの表紙に迷子になってしまった時、万が一盗まれてしまったときなどにも役立ちます。
マイクロチップを挿入すること自体は診察時間の中でも十分可能ですが、病院に常時たくさん在庫しているものではありませんので、診察のご予約のときにご希望があればお伝え下さい。用意しておくようにします。「まだ3年先」と思っていると、その頃使う人が増えて入手が難しくなるということも考えられます。役に立つものですから、どうせ入れるなら早めに入れておいてはいかがでしょうか。
実際、この数年自然災害が多く、特に昨年の北海道での地震の後から、マイクロチップを入れるという方が増えました。万が一行方がわからなくなったときに、マイクロチップを使ってきちんと登録しておいたから見つかったという事例も出てきており、取れてしまう首輪などよりも有用です。
うちの犬にも猫にももちろんつけています。
大事な家族ですからね(^o^)