慌ただしいこの時期を過ごすための注意 | 札幌市清田区の動物病院 すぎうらペットクリニック

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慌ただしいこの時期を過ごすための注意

忘年会シーズン、クリスマス、年末年始など、様々なイベントがたくさんある季節。おのずと来客も増えてきますよね。そうするとワンちゃんへの注意がいつもに比べるとおろそかになりやすく、様々な事故やケガ、誤食につながることがあります。楽しく12月を過ごすためのちょっとしたポイントをお話します。

誤食・誤飲

来客者が増えると食卓にも料理がたくさん並びますね。目を離している隙に落ちた食べ物を拾い食いする、来客者がワンちゃんにとって中毒となる食べ物(ネギ類やケーキのチョコなど)を知らない間に与える、といった可能性があります。さらに鶏肉の骨は裂けると先端が尖るため、誤って食べて消化管などを傷つける可能性があり、とても危険です。来客者には、人の食べ物は与えないでほしい旨を事前に伝えることが大切になります。また、小さい子供が持っているおもちゃや大掃除で出てきたおもちゃなど遊んでいるうちに、誤って飲んでしまうという事故もあるので、十分に注意してくださいね。

逃げ場所を確保!

普段会わない人が自分のテリトリーに入ってくることや、慣れない環境へのお出かけなど、“いつもと違う”環境が続くことがワンちゃんにとってとてもストレスとなります。ストレスが原因で食欲不振や下痢といった体調不良を起こしやすくなるので、人を招い た時はワンちゃんが落ち着ける場所を作ってくださいね。特に小さい子供が来る場合は、よりストレスがかかりやすいので、いつでも逃げられるようにしてあげましょう。

体温調節はしっかりと!

12月は何かと出かけることが多くなり、ワンちゃんだけでお留守番する場面が多くなりますね。そこで気を付けたいのが低体温症です。特に小型犬や老齢、痩せている子は体温が下がりやすいので寒さ対策がとても大切です。ケージにタオルをかけ外気を少しでも遮断をする、厚手のカーペットを敷いてあげる、など暖房以外のちょっとした工夫で低体温症は防ぐことができます。ぜひ対策をしてあげてくださいね。

12月は楽しいイベントが盛りだくさんな反面、ワンちゃんにとっては危険な一面もたくさんあります。みんなで楽しく過ごすためにも、事故やケガがないように気にかけて注意してあげましょう。

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