日本獣医師会から、以下のような公式見解が発表されました。
現時点での報告では
・ニューヨークやインドの動物園でのネコ科動物への感染や、ベルギーやアメリカでの猫への感染が報告されている。しかしこれまで犬や猫からヒトへ感染したという事例は報告されておらず、ベルギー当局も「愛玩動物からヒトに感染する危険性はない」としている。
・中国やドイツにおける感染実験では犬はほとんど感受性がないが猫とフェレットは感受性が高く、猫では呼吸器症状ではなく消化器症状を示し、猫から猫への感染が見られると報告されている
これを踏まえて、日本獣医師会の推奨する対応として
1.感染した人と濃厚接触のあった犬・猫が感染する可能性は否定できないことから、ヒトがしっかりした感染防御の対応を取ることが最も重要である
2.ヒトから猫、猫から猫への感染の可能性が考えることから、猫は外へ出さず室内で飼育することが適正飼養の観点からも望まれる
3.新型コロナウイルス妖精となった飼い主と接触のあった動物に何らかの症状が認められた場合には事前にかかりつけの獣医師に電話相談の上、きちんと対策をとった状態で動物病院での診察を受けるようにする