猫の特発生膀胱炎 | 札幌市清田区の動物病院 すぎうらペットクリニック

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猫の特発生膀胱炎

季節の変わり目になると決まって膀胱炎を起こす・・・という猫ちゃんがいます。そうじゃなくても春と秋は「特発性膀胱炎」という、猫に特有の膀胱炎が起こりやすい季節と言われていて、実際に膀胱炎での来院が多くなります。

特発性膀胱炎は、猫が何らかのストレスにさらされた時に発症しやすいと言われています。この膀胱炎が厄介なのは
・全く症状が見られない(実際は調べると尿に血液が混ざったり、普段より尿の回数が多かったりするのですが、通常の生活では気づかない程度)
・突然尿が出なくなることがある
・繰り返しやすい
といったことが挙げられます。実際「何だか調子が悪い」と来院したら膀胱がパンパンになってしまっていた・・・ということもあって、症状に気づかないうちに重症化してしまうことも多いのです。

原因が「猫のストレス」と言われても、漠然としていて分かりづらいのも厄介な点です。環境の変化があればともかく、猫は意外なことがストレスになると言われています。猫のストレスとしてよく言われるのは
・来客
・乗り物に乗せること
・家から出ること
・病院へ行くこと
・ペットホテル
などが挙げられますが、特発性膀胱炎の原因としてよく言われるのは「他の猫」がいること。確かに多頭飼育の環境にいる猫で見られることが多かったり、新入猫がきた途端になったりすることが多いように感じられます。普段から仲がいいように見える猫同士であっても、もともと縄張りを持って暮らしているのが普通の猫にとって、「自分だけの場所」がない状態はストレスになるようです。中には「野良猫が庭に見えるようになった」ら「家の中で生活している猫が膀胱炎になった」という子もいました。縄張りを脅かされると感じるのでしょうか。

厄介なのは「排尿回数」や「排尿状態」を確認するのが一番いいのに、複数猫がいると「どの子がおかしいのか」が分かりづらいことです。トイレ以外で排尿していたり、しっかり排尿できなくて猫砂のかたまりかたが小さくなったりしていることに気付いても、どの子がおかしいかに気付いてあげられないと治療ができません。

最近ではITを活かした猫のトイレで自動的に「排尿回数」「排尿にかかる時間」「その子の体重」などをチェックしてくれる(しかも複数の猫を別々に管理できる)便利な機械もあります。うまく利用できるといいですね。

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