例年4月後半にはダニをつけて来院する子が出始めるのですが、今年はなんと本日に今年の第1号が来院。3月中にダニをつけた子が来るのは、当院始まって初の出来事。今年は雪も少なくダニの出現も早そうとすでにお薬をお渡しし始めていますが、もう使ってもらわなければならなさそうです。
「お手元にお持ちの皆様、早速今日でも明日でもお早めに投与してくださ〜い」
まだ取りにいらっしゃっていない方はお早めに!
もしダニが付いてしまったら・・・慌てて取らないようにしてください。
ダニが食いついた状態でダニの体を押しつぶすと、ダニの体液が犬の皮膚に入ってしまいます。すると食いついた部位の周りが赤く腫れてしまいます。この体液の中には様々な病原体も入っていますので、それらに対する反応で傷が腫れる原因となります。またきれいに取れないと顎が皮膚の中に残ってしまい、取るのが大変になってしまいます。
逆に、ダニに食われてもすぐには吸血が始まらず、48時間程度はダニからの病原体も体に入ってきづらいそうです。食いついたダニは取らずにそのままお連れいただいたほうが、きれいに取ることができ、病気になる可能性も低いということになります。
こんなになっちゃわないように、下手にいじらず病院へ!