犬でも、毎日歯磨きをしているという子はなかなかいませんが、猫でちゃんとやっているという子はもっと少ないように感じます。
なかなか猫では口の中をじっくり触ったり、見たりすることも難しいことが多いですね。
先日は猫のMちゃんの口腔内ケア。
比較的よくお手入れされている Mちゃんでも、4歳を過ぎて歯石が気になるようになってきました。
Mちゃんの口の中を細かく見ていくと、ご家族でも気づかなかったものを発見。
歯肉の端が少しだけ赤くなっているのがわかります。
このままでは分かりづらいですが、この部位のレントゲンを撮ってみると・・・
歯の一部が吸収されているのが分かります。
猫では時々見られ、歯が欠けたり、痛みで食欲が落ちたり、歯が抜けたと思ったらここから折れていた・・・なんてこともあります。
猫でも適切な歯科診療・治療が必要ですね。