当院は6月5日で開院から21年を迎えました。
清田区の真ん中で開業し、地域の犬・猫とそのご家族と、すばらしいスタッフたちに支えられて気付けば21年。早いものです。
今でも21年前開業当時のことを鮮明に思い出すことができ、そんなに時間が経ったような気がしません。
コロナ禍から少しずつ正常に戻りつつある今年は学会やセミナーも徐々に行われるようになり、また勉強する機会が増えてきました。
早速本日は「手術専門家」の手術を見学するために勉強仲間の先生のところへ行って、お腹の中の大きな腫瘍（肝臓）を取る手術を勉強してきました。
また、今年から「動物看護師」という国家資格が創設され、これまで認定医協会の認定資格だった動物看護師（もっと言えば認定資格がなくても動物看護師として同じように働くことができていた）が、正式に「愛玩動物看護師（有国家資格者）」と「その他のスタッフ」に分かれることになりました。今年はその第1回目の国家試験が行われます。
「愛玩動物看護師（有国家資格者）」となると、これまで獣医師にしか認められていなかった「血液の採取」「投薬」などを行うことができるようになり、まさに人間の病院での看護師と同様の仕事ができるようになります。当院のスタッフも国家資格取得のための勉強を始めており、今後さらなる活躍が期待されます。
これからも少しでも皆様の心配事を解決できるように、21年目も研鑽を重ね、日々の診療に活かしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
