日・月と世間は連休。病院も外来はおやすみでしたが、この連休期間に東京で行われた勉強会に参加してきました。
毎年何度か本州へ勉強しに行きます。臨床の獣医学は人間の医学ほど細分化されてはいないものの、「がん学会」や「麻酔外科学会」などとある程度ジャンルが限られたものも増えてきていますが、今回は日常の診療で頻繁に遭遇する「炎症」についてトピックスを当てた、とても興味深いものでした。
そもそも、体調が悪くなるほとんどの場合に何らかの炎症が関与しています。見つけられる場合もみつけられない場合もありますが、どこにどのような炎症があるのかを系統立てて考え、診断や治療を進めていくことは、非常に重要であるとともに実はきちんと学ぶ機会が少ないものの一つでもあります。
普段仕事場である病院にこもってばかりいるとどうしても視野が狭くなりますが、こうした勉強をすることで多角的に物事を見ることができるようになるといいなぁと思います。早速今日から役に立ちそうです。