腸閉塞 | 札幌市清田区の動物病院 すぎうらペットクリニック

腸閉塞 | すぎうらペットクリニック

011-887-4880
アクセスマップを見る

36号線と滝野御陵線の交差点から御陵線を南西に200m

Informationいぬとねこのための情報

腸閉塞

10日前から吐いているというコッカー・スパニエルのMちゃんが来院。2度ほど病院にもかかって検査や治療もしているが改善がないということでした。ただ、検査の結果も治療しているお薬も何もわからないということでしたので、また一からすべて検査をすることになることをご説明しましたが、それでもいいということで診察をさせていただきました。

 

Mちゃんはどうやらお腹の中にしこりがあり、それが問題を起こしているようでした。もう一週間もまともに何も食べていないということで体力に不安がありましたが入院して一晩経過を見ましたが、お腹の中にやはり何かがあり、そのせいで腸の中を食べ物が通過できない状態でした。

 

すでに内科的な治療もしている状態でしたので、これ以上待っても調子が悪くなる一方と判断して、全身麻酔をしたうえで開腹手術を実施しました。お腹を開けるとそこには赤く腫れた腸があり、手術前に考えていたのと同様の物体が腸の中に・・・表面が凸凹した長さ10cm弱の楕円形のもの・・・なんだろうと思っていたらなんと「松ぼっくり」でした!

Exif_JPEG_PICTURE

Exif_JPEG_PICTURE

Exif_JPEG_PICTURE

Exif_JPEG_PICTURE

 

 

 

 

 

お腹の中をすべて確認しましたが他に異常は見られず、この部位の腸を手術して終了。

Mちゃんは調子の悪い期間が長かったこともあり麻酔から覚めるのに時間がかかっています。きっとずっとお腹が痛かったはず!これですっきり解決するはずです。

いぬとねこのための情報一覧へ >