お腹にしこりがある・・・というワンちゃんの来院がありました。トリミングでお腹のしこりを指摘されて初めて気づいたと言うことでしたが、まだ小さいとは言っても5ミリメートル位あり、お腹を触るといくつも手に触れるような状態でした。
こうしたしこりが見つかって来院する子は結構多いのですが、もう何年も病院に行ったことがなかい・・・なんてこともあったりして、何時からそれがあるのか、その子の健康状態がどうなのか、などはっきりしないことが多く、せっかくしこりを見つけてもすぐに手術できないことがあります。
実際にしこりを見つけたときにはしこりの検査の外に全身の健康状態の評価や手術に耐えられるかどうか、場合によってはその子の性格など把握するために何度も病院に来ていただかなくてはいけないことになります。
しこりを見つけて早く手術したいと考えているご家族とはの希望通りにはなかなかいかない場合もあります。ですから普段から時々動物病院に行って、最低限予防をしておいたり、元気な時の姿を知っておいてもらうことです。自宅ではわからない病気が分かる場合もありますし、早く対処が可能なこともあります。
動物病院を上手にご利用下さい。